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新国立劇場


昨年かな、『男たちの宴』で　ピアノ倉田さん、青弦カルテットで


ステージにたった、まさに同じ会場だ。


先日、ある舞台の観劇のため、足を運んできた。


この日は倉田さんと一緒で、ロビーで待ち合わせ。


エントランスを歩きながら、二人して、


正面から、この会場に向かうのはじめてかも……なんて


いきなりの笑い声からのはじまり。


沢山のお祝いの花に囲まれての会場入り口


色んな人にバッタリ会いながら、会いながら　笑


席へと


同じ会場でも、公演内容が違うと、こんなにも


雰囲気が変わるのかと、ちょっと驚きだったり。






倉本聰さんの舞台、


『明日、悲別で』


昔からお世話になっている方からの紹介で


倉本さんとお話できる機会を　との素敵な誘いに


倉田さんをお誘いしたら、


びっくり！倉田さんはもう２０年近くもまえから


倉本さんの音楽をずっとつくられてきていて。


倉田さん、そんな話もないままに、行くよーって。


人の縁はどこまでも驚きと喜びと共に続いていく　だね。


とまぁ、前置きが随分長くなってしまったけど、


本当に素敵な舞台だった。


物語は、ある炭坑の閉山からスタートするんだけど、


なんだろ、答えを手渡されていないのに、


観るものの内側にすでにもっている、


それぞれの感情や、その答えに響いてくる感触


こんな舞台ははじめての体験だった。


色んなメッセージがほんとうにたくさん詰め込まれていて、


それは、悲しみや、喜び、希望や、絶望、


人間の生まれながらに


誰もが持っている当たり前の心


いいのか、本当にいいのか、本当に前にすすめてるのか


倉本さんのいろんな声が聴こえてくる舞台だった。


終演後、倉田さんと一緒に少し、お話をさせてもらったんだけど、


倉本さん、とっても柔らかいんだ。本当に柔らかい。


なんだろう、みんなのお父さん、そんな感じがした。


とっても素敵なオーラ


倉田さんもまた同じオーラで、


ここに、こうして一緒にいれるだけで、


すっごく気持ちがマシュマロみたいに柔らかくなってく。


人間が考えだす進化、便利に、合理的にという進化


それでも、もっと大事なものが、オレ達人間のこの胸の中にあるだろ


って、静かに静かに、響いてくる、そんな時間だった。









東京駅が真下に見える部屋の窓から優しい気持ちにつつまれて。



　　　　　　　　　　　　　　　森友嵐士　PEZCE ROCK


追伸


足跡の正体　　笑







でした。笑


みんな、お疲れさん

いい夢みろよ、おやすみ