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先日、とても光栄なお話を頂き

比叡山延暦寺にでかけてきた。

昨年BLOGでも紹介させてもらったんだけど、

天台宗では、昨年から１０年続く大法会がはじまっている。

四祖師の遺徳を讃える　祖師先徳鑽仰大法会　

昨年、光栄にもご縁を頂き、そのテーマ曲を書かせて頂いてた。

『雨上がりに咲く虹のように』

昨年のLIVEでもなんどか、セットリストにいれてたりしてるから

知ってくれてる方もいるよね。

昨年の９月には、記者会見、

そして、その楽曲の奉納式典もあったんだ。

その大法会のひとつでもある　

慈覚大師1150年御遠忌が先日行われた。

全国から沢山の僧侶が集まり、厳かに式典は執り行われた。

今回、テーマ曲の歌唱奉納をお願いされて、出掛けたんだけど、

本当に凄いエネルギーにつつまれた。

とても光栄であり、そこにいる自分が不思議でもあった。

今回は、みんなにもBLOGをとおして、式典の様子を届けたい。

大書院の一部屋に支度部屋をいただいたところからはじめようか。



なんとも美しい部屋で

気持ちがすっと静まってく感じだ

細かい装飾も品があってほんとに美しい空間だ




『森友様』と声をかけられ、表へと



背筋が伸びる空気感につつまれる

この大書院から、皆で、本堂　根本中堂へと







中堂に下る坂の手前には、大法会の札があがってる。

そして、中堂へと





天台のお寺のご住職が全国から２００～３００程だろうか

気の引き締まる時間の中、時間は流れていった。

こうやって今、冷静に写真をみているだけで、

引き戻されそうな程、特別な空間だったよ。






そして、法要の執り行われる本堂

根本中堂へと

比叡山には、実は延暦寺という名のお堂は存在しないんだ

比叡山にあるすべてのお寺を、総称として延暦寺と呼んでいる。

はじめて、比叡山に来た時におれも教えていただいたんだよな。

今回は、正面に特別な化粧も施してあった。




なんとも厳かで美しい。

なんだろうね　オレは、この比叡山が、延暦寺が大好きでさ

こんな表現を使っていいかどうかだけど、

かっこいい　その一言に尽きる

昨年もなんども足を運ばせて頂いたが、知れば知る程、

かっこいいんだ。

考え方、在り方、目に見えるかたち、目に見えぬかたち

そのすべてがかっこいい

どんどん引き込まれてゆく





新緑の緑と僧侶の衣とのコントラストが

これまた、とても美しい。

美しさが尊さにも思えてくる。




中堂の中陣、下陣に皆がそろい、

法要のはじまり、声明が、お堂に響きわたる。





今回唱える声明は特別なものらしく

それぞれに、譜面がとどけられた。

勿論、おれのところにも。

今回は、歌唱奉納という大役を引き受けたこともあって、

席が正面真ん中

慈覚大師さまの掛け軸を正面に緊張感の中

お堂に響く、お経につつまれてた。






一時間、いやもっとかな、

お経と声明が響き渡ったその後、

天台宗、総長のご挨拶があった。



はじめて、お会いした日のことを今でもはっきり覚えてる。

それほど、オレにとっては、特別なできごと

都内でも、食事をご一緒させて頂いたりと、

いろんなお話をいつもにこやかに、届けてくださる

とっても素敵な方だ。

そして、おれの出番

総長のお話の後の大ラス

おれの緊張は、法要の最後まで緩む事はなかったのは、

言うまでもない　笑

まずは、静かに、挨拶から




正面には、慈覚大師さま、そして天台宗　座主様

大きく息をはいて、ゆっくりと

ゆっくりと、オレはオレらしくだ。

この場所で、繕うものも隠すものも、何一つない

ありのままの自分でまっすぐに、立ちたいと思った。

そして、歌唱奉納

ただただ、まっすぐに、歌を届けた。

そして、届いたと感じてる。

そう思うんだ。

きっとそういうものだろう。

自分で感じるってこと。



しかし、やっぱ、

歌うときは足が、開いてるあたりがオレらしい　笑




中堂正面での記念撮影

緊張はまだほどけてないみたいだ

ほら、笑





大書院へとつながり

一日を無事おえました。








次の慈覚大師さまの法要は５０年後

オレはもう違う世界にいってる

ふりかれれば、縁が縁を繫ぎ、今日にいたる。

自分でなんとかなる世界じゃないもんな

本当にありがたい。

歌い手として、ひとつ新しい扉の先を見せて頂いた気持ちだ。

この夏、

皆とこの延暦寺で過ごせる特別な企画を考えてる。

『祈りの集い』だ

オレの大好きな比叡山の朝をみんなと一緒に感じたくてさ

楽しみにしていて欲しい。




　　　森友嵐士　BE WITH YOU



雨上がりに咲く虹のように

　　　　　　　　　　　　　　　　　 森友嵐士
忘れない あの日の涙を
愛する人を この手に守りたい
両手をあわせて 祈るこの想いは
雨上がりに咲く 虹のよう

朝日のように　透明な心で
あなたに出会えた　素直な笑顔で
愛することに　まっすぐなその瞳で
ありのままの魂よ　強くあれ

　　風のように 空のように
　　清らかな心 抱いて
　　僕たちは幸せになるために
　　生まれてきたのだから

忘れない あの日の涙を
愛する人を この手に守りたい
両手をあわせて 祈るこの想いは
雨上がりに咲く 虹のよう


過ぎた昨日に　振り回されることなく
まだみぬ明日に　恐れる事もなく
ただ 今日という日を 大切に生きてゆこう
めぐりあう命の 絆の中
　　　
　　　春の色 夏の声
　　　流れゆく季節の中で
　　　僕たちは幸せになるために
　　　生まれてきたのだから


　 迷いの雲の晴れ間から
　 ほら 子供達の笑い声が聴こえてくるよ
　 悲しみの色の向こうには
　 幸せの花が 咲き誇りますように
　 歩いていこう 虹を架ける 光の道へ

忘れない あの日の涙を
愛する人を この手に守りたい
両手をあわせて 祈るこの想いは
雨上がりに咲く 虹のよう

雨上がりに咲く　虹のように