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T-BOLAN LIVE HEAVEN 2014

1995年の３月26日から、約１９年ぶりのステージ

１９年の時間が流れたなんて、とても感じれられない程、

エネルギーはあの日の続きかのようだった。

ただ、ひとつだけ、大きく違ったことが、

それは、ステージも客席も、笑顔に溢れてた事。

３０８、３２１、４２６

セットリストは変わらずとも、一本一本が本当に一本一本だった。

一夜一夜に　心からの感動。

みんなの笑顔と拍手につつまれた最高の夜だった。

本当にありがとう。

山中湖での再会から、2年弱　

行動を起こさなければ

きっと永遠におこりはしなかっただろう時間が生まれた。

T-BOLAN 復活！

止まっていた時計の針は、動きだした。




９０年代の歴代のマネージャーや、

関わってくれたスタッフ達

連絡がつく限り、会場に誘わせてもらった。

あの当時、現場マネージャーで、

俺が歌う姿を一度もをみてないヤツもいて、

今回、やっと果たせた。

歌えないヴォーカリストしかみせれなかったあの時間の中、

何より、生のLIVEを見せたかった。

会場に来てくれたファンの皆も、来れなかった皆も、

ステージの上のメンバーもそれを支えてくれてるスタッフ達も

みんなみんな、胸の中にあった何かが流れはじめた。

そんな夜だったように思う。

大きな意味のある出来事だった事、改めて今、心に感じてる。












４２６のLIVEの翌日はなんだか抜け殻のように

一日中ぼぉーとしてた。

完全燃焼したからなのか、体力を使い果たしたのか

とにかく、こんな感覚は初めての事だった。

張りつめて歩いて来たそのすべてが、緩んだような

心も、身体も時間も、全部ありのままに預けるしかなかった。笑






今日は小雨、そして、森の中は可憐な山桜が満開だ。

ゆっくりと新しい空気を身体中に吸い込んで、

次なるドアに手をかける。

心に引っかかるものは、こんなにも大きな意味をもっていた。

置き去りにするしかなかった思いは、そのワンピースは、

やっとあるべき場所におさまったような

そんな気がしてる。

俺達はやっとZEROなのかもしれない。

それぞれが、ここから、本当の自分の一歩

　　　　はじまりのはじまり　

関わってくれたすべてに、

そして、それを待ち望んでくれてたすべてに

心から　ありがとう。





ゆっくりでいい、『その先へ』と　歩き出す。

　　　　　　　　　　　　　　　森友嵐士　PEACE ROCK